ゲド戦記

妹が前売り券あげるっていうんで、見に行ってきた。
ゲド戦記


そうねぇ、思春期になって、祖父母だとかの自分と比較的近い関係の人がなくなった時、「死ぬってなんだろう」って不思議に思う。


私は幼稚園の時に一緒に遊んだ友達が事故でなくなったんだけど、
その時は幼すぎてあまりよくわからず、そういうのを初めて意識したのが、
父方の祖母がなくなった時だった。


なんで医学が進歩してるのに、永遠の命を手に入れられないんだろう。
数年・数十年したら永遠に生きれるのかなぁ。
そうなったら世界はどうなっちゃうんだろう。


と本気で考えた。
行き着いた答えは、じゃぁ、新しい生命が生まれてこなくてもよくなっちゃうのかな。
人が人を愛せなくなっちゃうんじゃないかなぁ。
だったら、永遠の命は運命に任せるしかないかなーって思ったわけです。


成人になって、うちの母が命にかかわる病気になった時も、同じ事を考えた。
限られた命なら、その命がその運命によって、奪われたとしても後悔しないように生きなきゃなぁと思った。


映画でも、命の尊さ、人が人の命を奪う事がいかに悲しいことかがよくあらわれていたのではないかしら。
エンディングの歌をききながらなんか、、、じーーんとしてしまったよ。


この映画を見た後、ミスチルの「蘇生」という曲の1フレーズを思い出した。

叶いもしない夢をみるのはもう
やめにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗りかえればいいさ


今を受け入れ、それをいかに生きるか
そして、次の世代にうけつぐ
これが今を生きる私たちの使命なのではないかしら。


そうそう!
主人公の声はV6の岡田くん。あの声にくらっとしてしまうわ。
そして、ハイタカの声が菅原文太だった。トラック野郎、イイ声だよね。
ウサギの声が香川照之さんだったのね。
あと、麻薬みたいなの売ってる人の声が内藤剛志さんだった。

ふつうにドラマに出てる人ばっかりじゃん。。。
すごいなぁ。。。