リハビリ日記

これからは恋のリハビリ日記になります。

失恋一日前、昼ごはんを好意で買って来てあげたら、持ってきていて結局夕飯がうなぎ弁当になった。他の具が私の嫌いな油揚げだった。

失恋当日。彼から電話が来た。別れた。
泣きながら母に報告、すると母。
「もう一つ悲しいニュース、あんたのお気に入りのマグカップヒビが入ってる」。


恐怖の大魔王(NANA参照)がついに私にも降りてきた。


今日。
体重がまた1キロ減っていた。これで3キロ減。
ダイエットをしても3キロって痩せなかったのに、こんなに痩せるなんて思ってもみなかった。


朝、起きてまた泣いた。家族に私が悲しんでいる姿はみられたくなかったから、布団をかぶって泣いた。


失恋して、思った以上に体が食欲や睡眠をうけつけなくなるなんて、自分がこんなにも弱い人間だということに気が付いた。
それほど、彼依存症になっていた。治療していかなきゃ。


今日は朝からバイト時代の先輩と一緒に渋谷に行ってきた。
彼と付き合いだしたとき、お互いのキューピットさん的な人で、
だから別れたとき、メールでお知らせしたところ、すぐに電話をいただいて、気分転換に連れ出してくれたというわけ。


2人のことを良く知る人だから、もしかしたら聞きたくないかなとは思ったんだけど、「いいよー」といってくれたので、とことんお話をした。


話をすると、別れた彼のことをまだ「うちの彼」と呼んだり、話の中にたくさんの「彼」という言葉を使ってしまう。
渋谷は元彼と1度行ったことがあって、あのカフェでコーヒー飲んだ事や2人で通った道をたまたま通ったりもした。


食事をした。「ステーキ岩手産」とでかでかと書いてある。
ヤツ(魔王)はまだ私をいじめる気だ。


一番思い出のある横浜でお茶をしたんだけど、出てくる話が彼の大好きだったところや笑っちゃう話とかどこどこへ行ったという話をして、「ゆきちゃんたちのカップルって楽しかったんだね」といわれました。
過去形で言われた時、あぁ過去だったんだ・・・と現実に戻った。


彼と一緒にいた時へんな顔をして笑わせてくれた事を思い出して話したら、「彼は偉いね」と言われた。「え?」といったら、
「だってそういう事してゆきちゃんを笑わせてくれてたんでしょう?」と言われた。何気ないほかの人の一言でまだ彼の優しさに気が付いてしまった。どうしよう、また好きになってしまう・・・。


帰りの車はミスチルがかかっていて、「さぁ手をつないで僕等の今がとぎれないように」(口笛)のフレーズを一緒に歌っていたら、
涙が出てきた。