ルナちゃん

うちの白文鳥のルナちゃん(多分オス)は引っ越す前からいる我が家のペットです。

すっごい可愛くて、「ぴよー」って鳴きます。

ベランダに置いていたら、うっかりゲージをあけてしまい、飛び出して行ったこともありました。いなくなってしまい、みんなで落ち込んでいたら、マンションの裏の立体駐車場の柵にちょこんと座って(しかも家の車があるところに)「えへ。ただいま。」って感じで「ぴよー」と鳴いたそうです。
それをみて、うちの母は可愛いと思ったそうです。

そのルナちゃんももう老鳥のようです。
あまりえさを食べなくなり、お水も飲みません。
止まり木に上らないでじべたでえさをついばんでます。
なんだかそれをみて、とても悲しくなりました。
えさを手にのせて直接ルナちゃんにあげるとちょんちょんとえさをついばみはじめました。

こんな元気のないルナちゃんを見ていると、後悔してしまいます。「あの時、もっと可愛がってあげれば」とか「もっと家の中で外に出してあげればよかったのかな」とか思って悲しくなります。多分どんなに可愛がってあげてもきっと絶対そう思うだろうな。

生きているものはいつか死ぬ。
ルナちゃんも死んじゃうし、私も死んじゃうし、両親も妹も友達も好きな人も死んじゃう。

前もミスチル「hero」の話を書いたけど、最後のデザートを笑って食べれるっていい事だなぁって思う。
ルナちゃんももうそろそろ最後のデザートを食べるのが近づいてきたのかな。
私たちはルナちゃんが少しでも満足行くようにデザートを運んであげるだけしかできないかもしれないけど、最後にはちゃんとおいしかったーって思って欲しいな。