手術まで(病気についてから抜粋)

手術まで2週間ほど間があいていたので、かなりきつい日々が続きました。
その間が一番私の中で辛かった時期でした。
平均睡眠時間1.5時間ほど。食事はほとんど取れない状態。そして、夜になると恐怖で動悸がする。


そういうのもあって、精神的にも不安定になりそうな時期でした。
そんな時、私の大事な人達が心配してくれました。


まず、私の短大の友達が電話をしてきてくれました。
その子は私と同じ「卵巣嚢腫」で、以前手術をしたというのです。「今は元気だから、ゆきちゃんも頑張って」と勇気づけられました。


そして、私の彼。岩手と神奈川の遠距離恋愛が4月から始まったので、電話で病気のことは伝えました。
手術までの間、毎日のように電話をかけてきてくれました。話している事はいつもと同じくだらないことなのに、
とてもほっとしました。


それから、会社のかたがた。他の仕事をやりながら、私の仕事をやってくれたり、私が抜けた分、作業が遅れてしまったり
ご迷惑をかけてしまいました。でも、「病気に負けちゃだめだよ」という言葉はとても嬉しかったです。


最後に、うちの母。夜中動悸がして自分が死んじゃうんじゃないか?って思って泣きそうなとき、
「ハンドセラピー」と言って、手を握っていてくれました。


あの時は自分のことで精一杯だったので、お礼いえなかったけど、辛いときに支えてくれた皆さんにはとても感謝しています。